運を開くための扉

「運が開ける」と書いて開運。
「運がいいね」と言うのは、例えば大混戦のバーゲンセールで欲しかった服をゲットすることが出来た人に向かって口にされるセリフです。
競争率の高いアーティストのコンサートで、チケットを取ることが出来た人とか。
「いやあ、運が良かっただけだよ」という言葉で謙遜する人もいます。難関大学に受かった嫌みのない学生が、さわやかな笑顔で口にするイメージです。
このようにして見てみると、開運、つまり「運が開ける」ということはどこか、「棚ボタ」のような使い方をなされている言葉であることが分かります。思わぬところに良い結果が舞い込んできた、というような。
「偶然」とか「神の恵み」とか、そういった外から良いものが与えられたとき、「運」という言葉は使われているようなのです。しかし、それは違う、とここでは書くことにしましょう。

■運を「開く」こと
開運とは、いろんな考え方がありますが、ここでは「運が開ける」という意味ではないという考え方をとりましょう。すなわち、受動的なものではないのだと。
むしろ、能動的な意味を持つ言葉として「開運」はあるのだと、ここでは書きたいわけです。つまり、開運の意味は「運を開く」ということ。自分で働きかけ、良いことを引き寄せるということなのだ、と。
そして、「働きかけ、良いことを引き寄せる」ということは、言い換えるならば「お参りする」とか「祈る」とか、「詣でる」とかいうことになります。だから、開運のためにはまずは、行動が必要なのです。
具体的に言えば、初詣のような行動です。

■1年のはじめに
初詣は、「最初の詣で」ということで、具体的には「1年の初めに詣でること」を意味しています。「詣でる」というのは神社仏閣に参拝することです。
とはいえ、この文章のテーマは、何やら神道とか仏教とかといった宗教について何ごとかを言うものではありません。
もちろん、神社やお寺という場所で参拝するという行為は宗教的な行為には違いありませんが、開運のお参りについては、それほどシリアスな姿勢は必要ないのです。
語弊があるかもしれませんが、日本の神様は世界でもまれに見るおおらかな性格をしています。クリスマスやバレンタイデーを祝っても、特に怒るわけではありません。
元旦の日には終日多くの人を受け入れていますし、「神社やお寺に行く機会といえば初詣しかない」という人にも、しっかりと開運の扉を開かせてくれるのです。

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